新・視力矯正日記36 今のコンタクトレンズ事情。

2019628 00:11

に書いたブログで以下のように書いています。

 

《僕が行なっている視力矯正の方法について、
専門的な数値を使っているので少し分かりづらいかもしれませんが、
一例を紹介したいと思います。

以前、
2018.4.23
付けのFacebookに行った投稿です。

「【視力矯正日記】「最近の視力矯正サイクル」出掛けるときにメニコンセレスト(BC820PMW-1,25)を右眼につけ、用事、特に人に会う際はメニコン・セレスト(右BC820PMW-2.25、左BC820PMW-1,25)か、?シードUV1? (右BC820PMW-1.25、左BC820PMW-0.75)の組み合わせ。
その後、ハードレンズによる痛みや頭痛が酷くなってくると乱視用ソフトレンズを装用することにしている。」

これに加えて喫茶店で読書をする時は片方のツルがない眼鏡を掛けたり、
コンタクトレンズを片目に入れたりしながら視力矯正の具合を調整しています。

帰宅してからは視力矯正の不具合による1日のダメージを回復するため、
メニコン・セレスト(左BC820
PMW-1.50
)を片目ずつ装用し、
具合を整えています。

基本的に今もこのサイクルは変わりません。
(今はこのサイクルは変わっていて、乱視用ソフトレンズを使うことは殆どなくなりました。》

 

この頃から今は変わって今のコンタクトレンズの使用状況は、

視力矯正日記の20237月の記事として書こうとした文章では、

 

《夜帰ってきた際に、

メニコン・アイスト(右BC820PMW-2.25

左ワンデーアキュビューモイスト(BC8.5 PMW-2.75

をつけて帰宅。

 

右目に強い度数のレンズを付けた方が、

視界もクリアになり、

強い刺激も加わるので、

やる気と体調は向上する。

 

帰宅後、

左目のソフトレンズは長時間付けていたこともあり、

外すことにする。

 

これで右目だけで見ている状態になる。

右目だけクリアな視界と強い刺激で、

見え方のバランスは悪くなったが、

やる気や体調の良さは続いている。

 

そのまま眠ってしまい、

8時頃にレンズを外し、

裸眼になる。

 

1245分頃、

池袋のトイレで、

右ワンデーアキュビューモイスト(BC8.5 PMW--2.75.CYL-0.75AXL090

左ワンデーアキュビューモイスト(BC8.5 PMW--2.75)を付ける。

 

視界がクリアになる。

しかし今日は少し乾きが強い。

 

1740分頃、

スターバックスで右目のレンズを外す。

頭痛や目の圧迫感が弱まり、

楽になる。

 

もちろん、

左目だけにレンズを入れているので、

見え方は物足りない。

 

眠気を堪えながら、

作業...

 

2023.07.03)》

 

と、書いていますが、

メニコン・アイスト(右BC820PMW-2.25

左ワンデーアキュビューモイスト(BC8.5 PMW--2.75

という組み合わせがメインであることや、

2018.4.23付けのFacebookに行った投稿の、

 

《帰宅してからは視力矯正の不具合による1日のダメージを回復するため、
メニコン・セレスト(左BC820
PMW-1.50
)を片目ずつ装用し、
具合を整えています。》

 

という状況は変わっていません。

 

加えて補足すると、

出掛けるときは、

「左ワンデーアキュビューモイスト(BC8.5 PMW--2.75)」

を装用して、

出掛け先で大切な用事がある際に右眼に、

「右メニコン・アイスト(右BC820PMW-2.25」を装用することが多いです。

 

そして、

「右メニコン・アイスト(右BC820PMW-2.25」が、

以前製造されていた同じレンズに比べて見え方や装用感が良くないので、

その分、

かなりシンドく、

目の痛みも強いです。

 

以前製造されていた、

メニコンセレストの頃の方が見え方や装用感が良く、

その見え方や装用感の違いは、

社会生活に大きく影響を及ぼすため、

以前製造されていたメニコンセレストを手に入れるか、

その違いを感じている僕の感性を活かして、

自分に合うレンズを探したり、

新しいコンタクトレンズを開発したりしたいと考えています。

 

2024.03.06

新・視力矯正日記35 久しぶりの更新

1年半ぶりの更新。

だいぶご無沙汰しています。

 

色んなことがあり、

随分と更新が滞ってしまいました。

 

このブログは元々業者の方にお願いをしてWordPressで書いていましたが、

業者の方が更新に必要な手続きをするのを忘れてしまい、

その影響でWordPressで書いていたブログが見れなくなりました。

 

復帰するのにお金が掛かってしまうことや、

その業者の方にこの先もお願いして良いものか迷っているうちに、

時間が経ってしまいました。

 

同時に、

他の業者を探すことも考えましたが、

業者を探すことや、

WordPressでブログ記事を管理することが面倒に感じてしまい、

このはてなブログに引っ越すことにしました。

 

引っ越しをすれば人生が変わる...

 

......

 

改めて自己紹介をさせて下さい。

 

僕は視力矯正の不具合を抱えて悩んでおり、

その不具合の改善に協力して下さる専門家の方を探しています。

 

視力矯正の不具合というのは、

医学的には眼の病気や障害はないのですが、

眼鏡やコンタクトレンズなどの視力矯正器具を装用しても、

視界の歪みやボヤけ、頭痛、違和感などが生じ、

またそれらに伴い、

身体全体にも不調が生じて社会生活に困難を感じている状態、です。

 

1日の中で何度もメガネを掛け替えたり、

コンタクトレンズを片目に入れたり両眼に入れたり、

片方の目にはハードレンズ、

もう片方の目にはソフトレンズを付けるなどしながら視力矯正の具合を整えているので、

とても疲れます。

 

また、

視力矯正の不具合を整えることに時間やエネルギーを使っているため、

その他のことをやるモチベーションがなくなります。

 

その不具合を改善するために、

専門家の方々と、

主にゆっくりと丁寧な対話を行いながら、

視力矯正の不具合を改善していく活動や研究を行いたいと考えるようになりました。

 

その具体的な方法を探しているときに、

オープンダイアローグや未来語りのダイアローグを知り、

問題を抱える当事者と、

専門家や関係者が、

対等の立場で、

その当事者が抱える問題を解決するための対話を行う、

という発想が良いなと思い、

興味を持ちました。

 

それ以来、

オープンダイアローグの対話会や勉強会に参加しながら、

自分の目的である、

視力矯正の専門家の方々と対話的な関係を築いていく方法を探しています。

 

......

 

オープンダイアローグに関しては、

色んな対話会や勉強会に参加しながら、

視力矯正の不具合の改善に協力して下さる専門家の方を探しています、

と伝えてきましたが、

専門家の方を探すことに協力して下さる人は、

見つかりませんでした。

 

一度だけ協力して下さるとおっしゃり、

「視力矯正の不具合を改善するためのオープンダイアローグ」

を開いて下さった方がおられましたが、

方針の違いにより、

2回開いて終わりました。

 

恐らく、

僕がもっと思い切って旗を掲げればダイアローグを開くことはできると思いますが、

ダイアローグを開くことに負担を感じてしまい、なかなか開くことができずにいます。

 

それと同時に、

一緒に眼科専門医の方を探したり、

視力矯正の不具合を抱える中で生じる生活の困難さをサポートして頂くため、

訪問看護訪問介護をお願いすることにしました。

 

今回、

このブログ記事を更新しようと思ったのは、

訪問介護に来た方と話をしている際、

この『新・視力矯正日記』を見つけたのがきっかけです。

 

また、

次の行動につなげるために、

定期的に記事を更新できればと思います。

新・視力矯正日記34 『視力矯正の不具合を改善するためのオープンダイアローグを開くためのご相談』

今回は、

僕が視力矯正の不具合を改善するための対話の場を必要としている背景について、

書きたいと思います。

 

これまで書いた文章と内容が重複するかもしれないのですが、

その点はお許し頂けましたら幸いです。

 

私は視力矯正の不具合を抱えており、

悩んでいます。

 

視力矯正の不具合というのは、

医学的には眼の病気や異常はないのですが、

眼鏡やコンタクトレンズなどの視力矯正器具を装用しても、

視界の歪みや頭痛、違和感などが生じ、

またそれらに伴い、

身体全体にも不調が生じて社会生活が困難な状態、です。

 

1日の中で何度もコンタクトレンズを入れ替えたり、メガネを掛け変えて視力や視覚の具合を調整しているので、とても疲れます。

 

また、

視力矯正の不具合を整えることに時間やエネルギーを使っているため、

その他のことをやるモチベーションがなくなります。

 

これまで視力矯正の不具合を改善するために様々な方法を探しましたが、

良い方法は見つかりませんでした。

 

また、

消費者や患者という立場で視力矯正の不具合を改善することに、限界を感じてきました。

 

そこで、

視力矯正の不具合で悩んでいる当事者と専門家や、専門家を志している方とが、

主にゆっくりと丁寧な対話を行いながら視力矯正の不具合を改善していく活動や研究を当事者研究のような形で行いたいと考えるようになりました。

 

その

具体的な方法を探しているときに、

オープンダイアローグを知り、

問題を抱える当事者と、

専門家や関係者が、

対等の立場で、

その当事者が抱える問題を解決するための対話を行う、

という発想が良いなと思い、

興味を持ちました。

 

もちろん、

最初から視力矯正の専門家の方々にアプローチできれば良いのですが、

今の僕と視力矯正の分野の方々とが対話的な関係を築くのは難しいため、

僕が困りごとを発信し、

自分に必要なネットワークをつくるために、

オープンダイアローグなどの対話の手法を必要としている次第です。

 

しかし、

そのような対話の場を開くために協力して下さる方も、

なかなか見つけられずにいます。

 

そのため、

このような場をお借りして大変恐れ入りますが、

視力矯正の不具合を改善するためのオープンダイアローグ のような対話の場を開くためにご協力頂ける方が、

お力を貸して頂けましたら幸いです。

 

そのような試みに関心のある専門家の方々を、

ご存知の方がいらっしゃいましたら、

教えて頂けましたら大変助かります。

 

何卒よろしくお願いいたします。

 

井口政基

新・視力矯正日記33 『アジャジャ・オジャジャ』

令和36月の毎週土曜日(6/56/126/196/26)に行われた、

オープンダイアローグ・カフェ連続講座 

第2期「対話×即興ことはじめ」に参加していました。

 

今日はその講座の中でも特に印象的だった、

6/19に行われた講座について語りたいと思います。

 

講師の方は、

オープンダイアローグ ・オンライン研究会の連続講座でも講師を務められ、

「オープンダイアローグ・カフェ」主催、
オルタナティブ教室「声のアトリエ」を開校、日本語教師Twinkle Kids親の会代表など、対話や教育に関する様々な活動をされている高本裕子さん(通称ちはやさん)

 

と、

 

「教育・福祉関係者向けのインプロワークショップや、経験の有無を問わない即興表現セッションなど、「即興」を遊ぶ/学ぶイベントを複数主催している。即興演劇、音楽、ダンスなど、「即興」と名の付くものすべてを愛してやまない」(こくちーずのプロフィールから引用)、

井谷信彦さん(通称、ひこさん)です。

 

3回である6/19の回は、

『インプロ② お互いの「こえ」を受け止める』というタイトルで、

主に講師はひこさんが担当されました。

 

この日は、

21組になって、

「アジャジャ、オジャジャ」

という、

「言葉にならない言葉を使って」

何か物体を渡し合うというワークから始まりました。

 

僕は確か、

何かぬるっとした気持ちの悪いもの、

を渡した思うのですが(確か、グチャッというオノマトペを使って渡していました...)、

普段、

余りぬるっとして気持ちの悪いものを人に渡すことがないので、

新鮮な気持ちでした。

 

オンラインでの開催だったのでビデオ越しでしたが、

「アジャジャ、オジャジャ」

という言葉は不思議と感情を込めやすく、

参加者同士の間には自然と笑いが起こり、

とても和やかな雰囲気でワークは行われていきました。

 

そして僕が最も印象に残っているのは、

 

①電車の中で席に座っている人に対して、

その席を譲ってもらうおうとする場面

 

と、

 

バンジージャンプを飛ぼうとして躊躇っている人と、

それを後押ししている人の場面を、

 

「アジャジャ、オジャジャ」

 

という言葉と、

身体の動きだけで表現するワークです。

 

①の電車の中で席に座っている人に対して、

その席を譲ってもらうおうとする場面のワークでは、

僕は何とかして席を譲ってもらおうとする人の役をしました。

 

僕はデモンストレーションの時に講師のひこさんを参考に、

お腹を痛めて苦しそうにしている人をアジャジャオジャジャと身体を使って表現したのですが、

その情けない姿が何となく愛おしくて、

弱い部分をさらけ出した情けない自分も、

何か、良いな、と、

ズームのビデオ画面越しに映った自分の姿を見ながら思いました。

 

バンジージャンプを飛ぼうとして躊躇っている人と、

それを後押ししている人の場面では、

バンジージャンプを跳ぼうとして躊躇っている人を担当しました。

 

こちらの場面でも、

飛ぼう飛ぼうと思いながらも、

「こんな高い所から跳ぶなんて無理だよ」というジェスチャーを首を振りながら、

下の方の地面を指差しながら表現している自分の姿が、

やはり、

情けなくも愛おしかったです。

 

僕はワークをやりながら自分の姿を見いて、

ドリフのコントやチャップリンを思い出していました。

 

子どもの頃、

お笑いが好きで、

志村けんさんやドリフなどのコントをよく観ていて、

チャップリンも、

あのユーモアと反骨精神と優しさあふれる、

山高帽を被った紳士姿に憧れていました。

 

視力矯正の不具合を抱える中で、

忘れていた自分でもありました。

 

今回はオンラインでビデオの画面越しでの触れ合いでしたが、

リアルな場では、

もっと思い切り、

身体を使って参加者の皆さんと交流できるのになぁと思いました。

 

そして、

インプロを始め、

もっと役を演じたり、

身体を使って伸び伸びと表現したくなりました。

 

オープンダイアローグ は、

主に言葉を使った対話が行われていますが、

今回のインプロのように、

日常の役割や言葉から解放された状態でのコミュニケーションによって、

解決したり、

解消できる問題が、

もしかしたらたくさんあるのかもしれません。

 

日常の役割や言葉から解放されたら気持ち良いだろうな...

 

皆さんもたまには、

日常の役割や言葉から解放されて、

インプロや演劇など、

普段の自分とは違った自分を演じたり、

身体を使った表現をしてみてはいからがでしょうか?

 

今回は以上です。

最後までお読み下さり、

ありがとうございました。

 

死ぬ前にコントや演劇をやって、

思いっきり表現してみたいです!

新・視力矯正日記32 『NVCにおけるニーズと真のニーズ』

今日は、

ニーズについて、

大切なことを書きたいと思います。

 

以前、

NVC NVCNonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)というコミュニケーションの講座に参加した際に、

ニーズについてお聞きした時のこと(NVCについてはNVCジャパンのホームページhttp://nvc-japan.net/nvc/を参考にして頂けましたら幸いです)。

 

NVCでは、

お互いのニーズを聴くことを大切にしているのですが、

そのお互いのニーズを聴き合うことについて

疑問に思っていることがあり、

その点について講師の方にお聞きしました。

 

NVCでは、

「手段では対立が起きるが、

ニーズでは対立は起きない、」

という発想があって、

それについての質問なのですが、

それは、

ニーズを満たすためなら、

手段=解決策は変えられる、もっと良い方法を見つけられるということだと思うのですが、

僕は視力矯正の不具合を改善するために専門家と主にゆっくりと丁寧な対話を通じて、

視力矯正の不具合を改善していくための活動や研究をしたいと思っていて、

それがニーズで、

もしかしたら心の奥底には、

視力矯正の不具合を改善したい、

というニーズがあるかもしれないのですが、

それを人に話すと他に解決策があるのではないかと他の方法を提案されてしまうのですが、

そのように手段=解決策で対立が生じてしまう場合、

NVCでは僕の本当のニーズは

視力矯正の不具合を改善するために専門家と主にゆっくりと丁寧な対話を通じて、

視力矯正の不具合を改善していくための活動や研究をしたい、というものではない、

ということになっていくのですか?」

 

というようなことを聴きました。

 

それに対して講師のTさんは、

「井口さんは、視力矯正の不具合の改善自体も望んでいるが、それはニーズの1つであって、視力矯正の専門家の方々と対話を重ねるというプロセス自体にも意味を感じているし、大切に感じている、ということで合っていますか?」(講師の言葉を僕が大切だと思う部分だけ抜粋し、要約しています)

 

と、いうような言葉を伝え返しして頂きました。

 

それに対して僕は、

 

「まさに、おっしゃる通りです」

 

と言い、

 

「その言い方だと納得できるのですが、

NVCを学んでいる方をはじめ多くの方は僕の言葉の奥にあるニーズを捉えようとして、

僕のニーズを視力矯正の不具合を改善することを目標としていると捉えて、

手段=解決策は別の方法を提案する場合があるんです」

 

と答えました(その後に視力矯正の不具合以外の別の話をしたのですが、ここでは省略します)。

 

つまり、

僕の話を聴いた人は、

僕のニーズである、

「視力矯正の不具合を改善するために専門家と主にゆっくりと丁寧な対話を通じて、

視力矯正の不具合を改善していくための活動や研究をしたい」

という想いに共感せず、

ニーズとは捉えず、

他の自分が共感出来そうな解決策を提案しようとします。

 

具体的には、

僕の視力矯正の不具合を改善したいという想いに対して、

脳や心や神経の問題の可能性を考えた上で、

眼科以外の科の受診や、

代替医療など、

他の健康法を勧められたりします。

 

このような場面は、

医療や福祉の現場では、

よくあるのかもしれません。

 

困難を抱えた人のニーズがどれくらい尊重されるべきなのかは分かりませんが、

実際には、

人々の共感が得られづらかったり、

今の世の中では受け入れられづらいニーズは、

実現のためのサポートが受けづらい現実がありそうです。

 

ニーズを聴く、

という課題については、

もっと色んな人々と話し合う必要を感じています。

 

皆さんは自分のニーズを言葉にできますか?

そして、

言葉にした自分のニーズを、

相手に聴いてもらえていると感じていますか?

 

今回は以上です。

最後までお読み下さり、

ありがとうございました。

新・視力矯正日記31 『オープンダイアローグ・オンライン勉強会第7回の感想』

727()19:3021:30に行われた、

『オープンダイアローグについて学ぶ〜受けたいときに受けられる場をつくろう〜』の第7回の勉強会について、感想を書きたいと思います。

 

この回のサブタイトルは、

「「みんなでオープンダイアローグ をやってみよう。 〜何が起こるか楽しみに〜」で、

連続講座全6回に参加申込をした方対象のギフト企画、ということでした。

 

この日のスケジュールは、

始めにオープンダイアローグ オンライン研究会の理念が語られ、

 

ブレイクアウト①で、

ミニ・オープンダイアローグ

①語り手が悩みや困りごとについて話す(6)

②質疑応答タイム(5)

③リフレクティング(6)

④語り手が感想を述べる(3)

⑤セッション全体のふりかえり(8)

 

ブレイクアウト②で、

6回分のふりかえりとこれから

「全6回の中で印象に残っていることはなんですか?学んだことや役に立ったことなどを教えてください。また、これからに活かしていきたいことについても話してみてください。」

 

ひとりワーク

これからやりたいこと宣言

「オープンダイアローグを学んできて、これから何をしていきますか?小さなことでも構いませんので、紙に大きく書いてみましょう」

 

ブレイクアウト③で、

宣言の共有とふりかえり

「これからやりたいこと宣言には何を書きましたか?                    

また、今日ミニ・オープンダイアローグを体験したり、                  

他の人の話を聞いてみていかがでしたか?」

 

(以上、事前資料より引用)

 

という流れを説明して頂きました。

 

オープンダイアローグ オンライン研究会さんは、

いつも、

このようにきちんと計画を立てて講座が進行されるので、

流れがとてもスムーズで、

とても心地良く参加できます。

 

このようなきちんとした計画とスムーズな流れが、

毎回の講座の質の高さに繋がっているのだろうなと思います(講座の前と後に送られてくるメールの案内も、とても丁寧!)。

 

この回のブレイクアウトルームでの参加者同士の対話は、プライバシーに関わるため伝えることができないので、

僕が話したこと、感じたことを、

主にブレイクアウトルーム②で語ったことを中心に書きたいと思います。

 

まず僕は、

自分が視力矯正の不具合を抱えて

悩んでおり、

その不具合を改善して下さる専門家の方を探していること、

 

その不具合を改善するために、

視力矯正の不具合で悩んでいる当事者と専門家や、専門家を志している方とが、

主にゆっくりと丁寧な対話を行いながら視力矯正の不具合を改善していく活動や研究を当事者研究のような形で行いたいと考えるようになったこと、

 

その

具体的な方法を探していた時に、

オープンダイアローグに出会い、

専門家の方々と視力矯正の不具合を対話的に改善していくにはどうすれば良いか、

という観点で講座に参加してきたことを述べました。

 

そして、

リフレクティングについて、

自分が語ったことについてリフレクティングして頂いた時も、

他の方が語った話に対してリフレクティングを行った時も共感的な気持ちが湧いてきたので、

このリフレクティングという形を第2回の講座の講師を務められた小畑さんに、

もっと世の中にリフレクティングを伝えていって欲しいということ、

 

4回の講座で当事者研究自助グループのことが語られた際、

困難を抱える当事者の固有の経験、体験知が専門家の専門知に匹敵する、

とおっしゃって頂いたこと

(「自助グループの理論では、

専門家の語る専門的な知識だけが知識ではなく、

当事者が語る体験的な知識は、

(専門家の語る)専門的な知識に匹敵するほどの重みがあるということが言われている」(第4回講座、講師の横道誠さんの言葉より))、

が、とても励みになり、

印象に残っている、

というお話をしました。

 

実は講師の誠さんとは同じブレイクアウトルームにいたので言うのが少し恥ずかしかったのですが...

 

そのため、

やはり、

小畑さん同様に、

誠さんにも当事者研究自助グループ

困難を抱える当事者の固有の経験や体験知の大切さを伝えていって欲しい、

とお話しました。

 

講座の終了後、

放課後の時間に、

改めて僕が視力矯正の不具合を改善するためのオープンダイアローグを開きたいこと、

そのために、

精神医療だけでなく、

他の医療領域にもオープンダイアローグのような対話の場が広がっていって欲しいことを伝えました。

 

そして、

僕は視力矯正の不具合を抱えていることもあり、

自分では世の中にオープンダイアローグやリフレクティングの素晴らしさを上手く伝えられないので、

オープンダイアローグオンライン研究会さんには、オープンダイアローグ の素晴らしさを世の中にガンガン伝えていって欲しいこと、

さらに小畑さんをプッシュして、

リフレクティングの素晴らしさをガンガン伝えていって欲しいこと、

をお願いするように伝えました。

 

この連続講座は、

2期も開催され、

有名な精神科医の方々や、

僕がお世話になっている、

りすにんぐファームさんを始め、

豪華な講師が登壇される予定だそうです。

 

オープンダイアローグ オンライン研究会さんは、とても実行力があり、

オープンダイアローグ の素晴らしさを伝えていくエネルギーに溢れているので、

ぜひ、

このままの勢いで突き進んで、

オープンダイアローグ やリフレクティングの素晴らしさを伝えていって欲しいと思います!

 

皆さんもぜひ1度、

オープンダイアローグ の対話会や勉強会に参加してみて下さい!

 

今回は以上です。

最後までお読み下さり、

ありがとうございました。

新・視力矯正日記30 『オープンダイアローグ・オンライン勉強会第5回の感想』

629()19:3021:30に行われた、

『オープンダイアローグについて学ぶ〜受けたいときに受けられる場をつくろう〜』の第5回の勉強会について、感想を書きたいと思います。

 

サブタイトルは、

「聴くということ。 〜言葉をたどる先にみえてくるもの〜」で、

講師の方は、

このオープンダイアローグの連続講座を主催している、

オープンダイアローグ・オンライン研究会を主宰している、

通称クロさん、こと、

西岡望さんです。

 

今回のテーマが、

対話において最も基本的な、

「聴く」という行為について中心的に扱っていることもあり、

今回の講座をとても楽しみにしていました。

 

この日の講義は最初、

クロさんの自己紹介や、

クロさんのご師匠さんのご紹介から始まりました。

 

そして、

「聴く」ということについて、

「たどる」、「うけとる」、「かえす」

因数分解できると説明し、

 

「たどる」は、

「てにをは」まで舞台を観るように、

 

「うけとる」は、

相手の分身のように、

自分が聴いたことをそのまま返す、

 

「かえす」は、

相手とは異なる他者として、

相手とは違う価値観を持つもの者として、

自分の心の琴線に触れたものを返す、

 

と、

それぞれの行為について説明されました。

 

次に、

「たどる」ように聴くことについて、

さらに詳しく説明されて、

「たどる」というのは、

遺言を聴くように「てにをは」まで聴く、

とおっしゃりました。

 

なぜなら、

相手の使った言葉を変えて伝え返しをしてしまうと、

相手がその言葉を使った意味とは違う意味になってしまったりなど、

相手の本意・真意を取りこぼしてしまうからだ、ということでした。

 

この、

「遺言を聴くようにてにをはまで聴く」

という言葉は、

今回の講座で最も印象に残る言葉でした。

 

「たどる」ように聴くことについて、

もう1つ大切なこととして、

指先をたどるように聴く、

と、説明されていました。

 

指先をたどるように聴く、

とは、

目だけで相手の話を追うのではなく、

相手の感情の動きや気持ちに寄り添って、

その動きについていこうとするように聴く、

ということでした。

 

そして、

指先をたどるように聴いていると、

最初は語り手の方が感情が揺れて、

聴き手がそれに一生懸命ついていくという形を取るが、

だんだんと、

どちらがリードしているのか分からない、

まるでダンスをしているように、

お互いに寄り添いながら聴き合っていくという形を取る、

とおっしゃっていました。

 

「うけとる」ように聴くことについては、

 

・聞こえてきたことを返す

・なるべく相手の使った言葉で

・まとめなくていい

・自分の語ったことをもう一度相手の口から聴く体験

・自分の分身をみる体験

 

5点、

 

「かえす」ように聴くことについては、

・語られたことに対して感じたことについて語る

・話し手の背景にあるものに思いを馳せる

・語られた言葉の奥にあるものを想像する❇︎分析や推察にならないよう注意

・異なる他者として存在する

 

4点が大切なことだと説明されていました。

 

この日の講座ではワークは2回、

それぞれ21組と31組に分かれて、

講義での説明を参考にお互いに話を聴き合うワークを行いました。

 

21組で行う回は僕の方の電波が悪かったのが原因できちんと対話ができなかったのですが、

31組で行う回では、

お互いの話を丁寧に、

聴き合うことができました。

 

ただ...

「遺言を聴くようにてにをはまで聴く」

については、

相手の話をメモするだけで精一杯で、

対話のイベント中というフィクションでなら実現できそうですが、

日常の世界で「てにをは」まで正確に聴いて相手に返すのは、

ものすごく難しそうです。

 

そのことについて、

最後の質問の時間に感想として述べてみました。

 

「相手が言ったことをそのまま全部同じように返すというのは、すごく機械的に聴いているような印象を与えるのではないかと思い、躊躇いながら返していたのですが、

メモを取りながら聴いていて、

メモに取ったことを読みつつも、

自分の想いを乗せて返したのですが、

機械的になってしまっている気がして、

でもそのまま返しただけなのに、

相手には聴いてもらえた感じがして良かった、と言ってもらえたのが不思議でした。

 

僕たちのグループはグループの中の1人のエピソードが暖かなエピソードだったということもあるのですが、

何となく暖かな空気になって、共感し合える関係はつくれた気がして良かったのですが、それは参加者のそれぞれが共感的に話を聴くのに慣れているからなのか、

このような講座の中のワークでやっているというフィクションだから成立するのかは分からないのですが、何とか日常的にこういう対話的な関係がつくれたら良いなと思いました」

 

この僕の言葉に対して、

「フィクション」という言葉が印象に残った、とおっしゃって下さった方がいて、

僕と同じように、

「フィクション」(その方は砂漠の中のオアシスと表現されていましたが)としてだけではなく、どうやったら日常の世界にもこのような、

共感的にお互いの話が聴き合える対話的な関係が築けるのか、

という問題意識を持っておられる様子でした。

 

僕には、

視力矯正の不具合を改善するためのオープンダイアローグ のような対話の場を築きたいと思います。

 

そのような場を、

最初はフィクションとして実現させ、

医療現場など、

さまざまな日常の場面に波及させて行くのが理想です。

 

皆さんも、

まずはフィクションでも良いので、

オープンダイアローグのような共感的に話し合いができる対話の場に参加してみませんか?

 

きっと、

そのような共感的な対話の場が広がっていくことで、

対話性のある社会が実現していくのだと思います。

 

今回は以上です。

最後までお読み下さり、

ありがとうございました。。