7月27日(火)19:30〜21:30に行われた、
『オープンダイアローグについて学ぶ〜受けたいときに受けられる場をつくろう〜』の第7回の勉強会について、感想を書きたいと思います。
この回のサブタイトルは、
「「みんなでオープンダイアローグ をやってみよう。 〜何が起こるか楽しみに〜」で、
連続講座全6回に参加申込をした方対象のギフト企画、ということでした。
この日のスケジュールは、
始めにオープンダイアローグ オンライン研究会の理念が語られ、
ブレイクアウト①で、
ミニ・オープンダイアローグ、
①語り手が悩みや困りごとについて話す(6分)
②質疑応答タイム(5分)
③リフレクティング(6分)
④語り手が感想を述べる(3分)
⑤セッション全体のふりかえり(8分)
ブレイクアウト②で、
6回分のふりかえりとこれから
「全6回の中で印象に残っていることはなんですか?学んだことや役に立ったことなどを教えてください。また、これからに活かしていきたいことについても話してみてください。」
ひとりワーク
これからやりたいこと宣言
「オープンダイアローグを学んできて、これから何をしていきますか?小さなことでも構いませんので、紙に大きく書いてみましょう」
ブレイクアウト③で、
宣言の共有とふりかえり
「これからやりたいこと宣言には何を書きましたか?
また、今日ミニ・オープンダイアローグを体験したり、
他の人の話を聞いてみていかがでしたか?」
(以上、事前資料より引用)
という流れを説明して頂きました。
オープンダイアローグ オンライン研究会さんは、
いつも、
このようにきちんと計画を立てて講座が進行されるので、
流れがとてもスムーズで、
とても心地良く参加できます。
このようなきちんとした計画とスムーズな流れが、
毎回の講座の質の高さに繋がっているのだろうなと思います(講座の前と後に送られてくるメールの案内も、とても丁寧!)。
この回のブレイクアウトルームでの参加者同士の対話は、プライバシーに関わるため伝えることができないので、
僕が話したこと、感じたことを、
主にブレイクアウトルーム②で語ったことを中心に書きたいと思います。
まず僕は、
自分が視力矯正の不具合を抱えて
悩んでおり、
その不具合を改善して下さる専門家の方を探していること、
その不具合を改善するために、
視力矯正の不具合で悩んでいる当事者と専門家や、専門家を志している方とが、
主にゆっくりと丁寧な対話を行いながら視力矯正の不具合を改善していく活動や研究を当事者研究のような形で行いたいと考えるようになったこと、
その
具体的な方法を探していた時に、
オープンダイアローグに出会い、
専門家の方々と視力矯正の不具合を対話的に改善していくにはどうすれば良いか、
という観点で講座に参加してきたことを述べました。
そして、
リフレクティングについて、
自分が語ったことについてリフレクティングして頂いた時も、
他の方が語った話に対してリフレクティングを行った時も共感的な気持ちが湧いてきたので、
このリフレクティングという形を第2回の講座の講師を務められた小畑さんに、
もっと世の中にリフレクティングを伝えていって欲しいということ、
困難を抱える当事者の固有の経験、体験知が専門家の専門知に匹敵する、
とおっしゃって頂いたこと
(「自助グループの理論では、
専門家の語る専門的な知識だけが知識ではなく、
当事者が語る体験的な知識は、
(専門家の語る)専門的な知識に匹敵するほどの重みがあるということが言われている」(第4回講座、講師の横道誠さんの言葉より))、
が、とても励みになり、
印象に残っている、
というお話をしました。
実は講師の誠さんとは同じブレイクアウトルームにいたので言うのが少し恥ずかしかったのですが...
そのため、
やはり、
小畑さん同様に、
困難を抱える当事者の固有の経験や体験知の大切さを伝えていって欲しい、
とお話しました。
講座の終了後、
放課後の時間に、
改めて僕が視力矯正の不具合を改善するためのオープンダイアローグを開きたいこと、
そのために、
精神医療だけでなく、
他の医療領域にもオープンダイアローグのような対話の場が広がっていって欲しいことを伝えました。
そして、
僕は視力矯正の不具合を抱えていることもあり、
自分では世の中にオープンダイアローグやリフレクティングの素晴らしさを上手く伝えられないので、
オープンダイアローグオンライン研究会さんには、オープンダイアローグ の素晴らしさを世の中にガンガン伝えていって欲しいこと、
さらに小畑さんをプッシュして、
リフレクティングの素晴らしさをガンガン伝えていって欲しいこと、
をお願いするように伝えました。
この連続講座は、
第2期も開催され、
有名な精神科医の方々や、
僕がお世話になっている、
りすにんぐファームさんを始め、
豪華な講師が登壇される予定だそうです。
オープンダイアローグ オンライン研究会さんは、とても実行力があり、
オープンダイアローグ の素晴らしさを伝えていくエネルギーに溢れているので、
ぜひ、
このままの勢いで突き進んで、
オープンダイアローグ やリフレクティングの素晴らしさを伝えていって欲しいと思います!
皆さんもぜひ1度、
オープンダイアローグ の対話会や勉強会に参加してみて下さい!
今回は以上です。
最後までお読み下さり、
ありがとうございました。