このブログでは何度もお伝えしていることですが、
僕は視力矯正の不具合を抱えていて悩んでおり、
その視力矯正の不具合を改善することに協力して下さる専門家の方々を探しています。
視力矯正の不具合については、
詳しくは、このブログの最初の記事である、
(『new視力矯正日記①-同じ悩みを抱えている方々、専門家の方々へ』
(https://shiryoku-kyousei.com/2021/01/30/newdiary-01/))
を、ご覧頂けましたら幸いです。
そして、
その視力矯正の不具合を改善するため、
視力矯正の不具合を抱える僕のような当事者と専門家の方々が、
主にゆっくりと丁寧な対話を通じて、
視力矯正の不具合を改善するための活動や研究を行いたいと考えています。
具体的な方法としては、
色々な方法が考えられるのですが、
例えば、
精神医療の領域で取り入れられている、
オープンダイアローグという対話の手法が何かヒントになるのではないかと考えています。
オープンダイアローグというのは、
Wikipediaには次のように書いてあります。
「オープン・ダイアローグ(英語: Open Dialogue)とは、統合失調症に対する治療的介入の手法で、フィンランドの西ラップランド地方に位置するケロプダス病院のファミリー・セラピストを中心に、1980年代から実践されているものである[1]。「開かれた対話」と訳される[2]。統合失調症、うつ病、引きこもりなどの治療に大きな成果をあげており[3]、発達障害の治療法としても期待されている[4]。」(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/オープン・ダイアローグ)
その手法やルールに関しては、
- 本人抜きではいかなる決定もなされない。
- 依頼があったら24時間以内に、本人・家族をまじえて初回ミーティングを開く。
- 治療対象は最重度の統合失調症を含む、あらゆる精神障害をもつ人。
- 薬はできるだけ使わない。
- 危機が解消するまで、毎日でも対話をする。
- テーマは事前に準備しない。スタッフ限定のミーティングなどもない。
- もちろん幻覚妄想についても突っ込んで話す。
- 本人の目の前で専門家チームが話し合う「リフレクティング」がポイント。
- 治療チームは、クライアントの発言すべてに応答する。
と書いてあります。
少し分かりづらいのと、
主に精神医療の領域で取り入れられていることもあり、
僕自身の言葉でシンプルにお伝えしますと、
当事者と、
医療者などの専門家、
家族などの関係者が対等の立場で、
当事者が抱える問題を解決するための対話を行う、
というものだと把握しています。
そのようなオープンダイアローグの発想の根底にある思想と、
僕が医療に対して抱いている、
「医師と患者という関係性や、
障害者、健常者という分け方を前提とせず、
ある個人に生じた「不具合」に対して病名や障害名をつけることなく「不具合」のまま、例えば医師は医療の専門家として、
不具合を抱えた当事者はその不具合という苦労を抱えた専門家として、お互いが対等の立場で共に、
その「不具合」を改善していく問題解決=医療の形はないのだろうか。」
という問題意識は、
どこか通じるところがあると思います。
精神医療の領域と、
視力矯正では、
分野がだいぶ違うので関わる専門家の方々も関係者も、
解決するにあたって取り組む内容も異なるとは思いますが、
根底にある発想や問題意識、
そして、
対話を大切にしようという想いは僕と同じだと思います。
皆さんは、
このようなオープンダイアローグ という対話の手法や発想について、
どう思われますでしょうか?
よろしければご感想など、
聴かせて頂けましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。