『オープンダイアローグ の映画の字幕を読み合う講座に参加して〜』
先日、5月9日(日)、
ダイアロジカルサロンさん主催のダイアローグ を学ぶシリーズ第5回「オープンダイアローグを学ぶ」に参加しました。
内容は主に、
ダニエル・マックラー監督、
『オープンダイアローグ』フィンランドにおける精神病治療への代替アプローチ(『開かれた対話』Open Dialogue, Japanese subtitles)
(https://m.youtube.com/watch?v=_i5GmtdHKTM)
の字幕を読み合う、
というものでした。
正直言うと、
このオープンダイアローグ に関するドキュメンタリー映画は、
今まで何度視聴しても、
内容が頭に入ってこなかった作品でした。
でも、この講座で、
文字起こしして頂いた文章を読み合いながら、感想を話し合い聴き合っていくことで、
映画の中で語られているオープンダイアローグ や精神医療の話について、
深く理解できるようになった気がします。
これも、
「対話の力」でしょうか。
でも、
1番の収穫は、
オープンダイアローグ の創始者である、
ヤーコ・セイックラさんが臨床心理士として仕事を始めたのが、
僕が産まれた年である1981年であることを、
知ったことです。
普通の人が聴いたら、
「そんなことで...」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
やはり、
自分がこの世に産まれた年、というのは、
特別なものを感じます。
例えば、以前、
「エコー&ザ・バニーメン『ヘヴン・アップ・ヒア』、キュアー『フェイス』、PIL『フラワー・オブ・ロマンス』など...1981年生まれの僕としては誇らしい一方で好きなアルバムはそれぞれ、『クロコダイルズ』、『セヴンティーン・セカンズ』、『メタル・ボックス』だったりする。」
(https://twitter.com/ongakusugimade/status/768258726125969408?s=21)
というツイートを@ongakusugimadeというTwitterアカウントで呟きました。
僕はポストパンクと呼ばれる時期の音楽が好きで、上記のツイートに挙げているのは、
そのポストパンクという時期の代表的なアーティストと、
それらのアーティストが発表したアルバムです。
3枚ともポストパンク記の名作として定評のあるアルバムで、
ポストパンク好きの僕としては、
それらのアルバムが自分が産まれた1981年に発表されたことが、
小さな誇り(というより喜び...)となっています。
僕にとって音楽はとても大事なものです。
ポストパンク期の音楽やアーティストやアルバムもとても好きで大切にしており、
僕が拘っているものでもあります。
ヤーコ・セイックラさんが臨床心理士としての仕事を始めたのが1981年という僕が産まれた年であることが嬉しかったのは、
それだけ今、オープンダイアローグというものに関心があり、
それ以上に「臨床心理士」という職業に憧れがあるからだと思います。
視力矯正の不具合を改善するための方法として、
視力矯正の不具合で悩んでいる当事者と専門家や、専門家を志している方とが、
主にゆっくりと丁寧な対話を行いながら視力矯正の不具合を改善していく活動や研究を当事者研究のような形で行うことを提案しているのも、
対話によって色々な問題が解決できるのだということを信じているのに加えて、
僕の対話性のある社会への憧れの表れかもしれません。
皆さんは医療の現場に対話があったらどう思われますか?
あるいは、
対話性のある社会というものに対して、
どう思われますか?
今回は以上です。
最後までお読み下さり、
ありがとうございました。