新・視力矯正日記24 『ただただお話を聴くこと』

今回は、

僕がよく参加している、

りすにんぐふぁーむさん主催の、

お話会での出来事についてお話しします。

 

こちらの会では、

毎週水曜日の20:0021:30からは、

フィンランド風おはなし会

という、

「「オープンダイアローグ」の「対話実践のガイドライン」の「リフレクティングワーク」を参考にし」たお話会を、

 

毎月第1,2,3日曜日の20:0021:30には、

『お互いにただただお話を聴く会 』という、

「オープンダイアローグ 対話実践のガイドライン」の「リスニングワーク」を参考にし」たお話会を、

それぞれ行っています。

 

今回の記事では、

『お互いにただただお話を聴く会 』に参加した際に気づいたことを共有します。

 

こちらのお話会では、

参加者がブレイクアウトルームに毎回34人くらいの人数に分かれて対話をします。

 

ブレイクアウトルームに分かれて対話をする際、

もう何回か、

こちらのお話会に参加しているため、

同じ方と何度も一緒になることがあります。

 

同じ方と一緒になると、

同じ方の話を何度も聴くことになり、

その人の抱えている悩みや背景について、

知っていることが多くなっていきます。

 

それ以上に、

これは意外な感覚だったのですが、

何度も親密な距離感で話を聴いているせいか、段々と、何度も一緒になる方々を、

好きになっていきます。

 

このお話会は、

一応、

相手が話しているときは聴き手は黙って聴いているのがルールなのですが、

何度も同じ人と対話を行なっていると、

つい、声を出して質問し、

もっと知りたいと思ったことを聴いたり、

気になった部分を深掘りしたくなります。

 

そのような葛藤を、

お話し会の主催者であり、

ファシリテーターの方にお聴きすると、

「黙って話を聴かず、

言葉を発して良いということにすると、

自分の考えを言ってしまったり、

アドバイスをしたくなってしまう。

そうすると、

話し手は最後まで自分の言いたいことを安心して言いづらくなってしまう。

反対に、

ただ黙って話を聴くことで、

話し手は最後まで安心して自分のことを話すことができて、ありのままの自分を承認してもらえたと感じることができる、

だからこのお話会では、

ただただ黙って話を聴くことを練習したい」、

というようなことを、

おっしゃいました。

 

相手が話している途中で声を発してキャッチボール型の対話を行いたいという衝動もありますが、

それを聴いて僕は、

なるほど、と納得しました。

 

日常では、

いくらかのまとまった時間、

自分の話を最後まで黙って聴いてもらえる機会は余りないので、

このような時間は本当に貴重だと、

改めて思いました。

 

皆さんには、

安心して自分が言いたいことを言える環境はありますか?

 

医療の現場、

視力矯正の現場で自分が言いたいことが言える環境を作るヒントになるでしょうか。。

 

今回は以上です。

 

最後までお読み下さり、

ありがとうございました。