新・視力矯正日記③ 医師と患者、売り手と買い手という関係で不具合を改善していくことに限界を感じるようになった理由〜

今回はなぜ僕が、

「医師と患者、売り手と買い手など、

専門家やサービス提供者と一般市民や消費者という関係で不具合を改善していくことに限界を感じるようになった」のか、

その理由の一つについて語りたいと思います。

 

僕が使っているコンタクトレンズについて、

例えば、

メニコン・セレスト(右BC820PMW-2.25、左BC820PMW-1,25 というレンズを装用している際、

僕は左眼に痛みを感じやすい状況です。

 

そのため、

何度かレンズのカーヴ数を変えてみたのですが、

既存のレンズの中には自分の眼に合うレンズは見つかりませんでした。

 

そこで、自分の眼に合うレンズをオーダーできないか相談してきましたが、

そのようなことはできないと言われてきました。

 

オーダーメイドのハードレンズを作成しているメーカーは、1つは存在するのですが、

そのメーカーが使っているレンズの素材自体は変えられないため、

その素材が眼に合わなければ使用することができず、

完全にオーダーメイドのレンズとは言えません。

 

また、僕は水晶体乱視という乱視があるのですが、

水晶体乱視の方にはハードレンズは合わないと、

そのオーダーメイドのハードレンズを作成しているメーカーに言われたことがあります。

 

同じことをおっしゃった方は医師の方にも何人かいらっしゃいました。

 

また、ハードレンズを作る際は医師の指導のもとに行われるはずなので、

そのメーカーと提携している眼科の医師の方が丁寧に話を聴ける方でなければ、

自分が抱えている不具合を伝えた上で、

不具合を解消していくためのレンズを作成していくことはできません。

 

これはハードレンズだけでなく、

ソフトレンズや眼鏡にも当てはまると思います。

 

自分が抱えている不具合や生活スタイルを伝えながら、

その不具合を改善していくためのコンタクトレンズや眼鏡、

あるいはその他の改善方法を見つけていく作業を、患者や消費者という立場で、

時間の限られた診察室やコンタクトレンズショップや眼鏡店で行うのは難しいと思います。

 

そこで、

視力矯正の不具合で悩んでいる当事者と専門家や、専門家を志している方とが、 ゆっくりと丁寧な対話を行いながら視力矯正の不具合を改善していく活動や研究を行いたいと考えるようになりました。

 

しかし、

協力してくれる人を探しましたが、

やはり見つかりませんでした。

 

専門家の方々と対等な立場で研究ができる状態まではいかなくても、

「自分が抱えている不具合や生活スタイルを伝えながら、

その不具合を改善していくためのコンタクトレンズや眼鏡、

あるいはその他の改善方法を見つけていく作業」が丁寧に行える状況くらいは、

実現できたらと願っています。

 

そこで、

前回と同じ問いを投げかける形になりますが、

皆さんはどのように眼鏡屋さんなど、

専門家の方々と付き合っていますでしょうか?

「自分が抱えている不具合や生活スタイルを伝えながら、

その不具合を改善していくためのコンタクトレンズや眼鏡、

あるいはその他の改善方法を見つけていく作業」が丁寧に行える状況」

を、

実現できていますでしょうか?